【ケアンズ4日AAP】 QLD州タウンズビルで、女性が購入した食パンの袋の中から生きたネズミが発見されるという出来事があった。
先月31日、タウンズビル在住の女性は地元のスーパーマーケット「コールス」で、食パン「ヘルガズ」を購入したが、袋に穴が開いていることに気がついた。一緒にいた友人に「ネズミがかんだような跡がある」と話していたところ、生きたネズミが袋の中の食パンに包まれているのを発見した。女性は購入した店にネズミが入ったままの食パン袋を持っていって抗議をしたが、店側は、詫びるどころか「どう対応していいか分からない」として開き直ったという。その後、女性は地元の市役所に報告し、同店に対して監査が行われたが、衛生上の問題は確認されなかったという。
コールスはこの件に関して、憂慮すべき問題であるのは明らかだとして内部調査を行うとしたが、状況から判断して商品の搬送経緯でネズミが紛れ込んだのではないかとした。ヘルガズの製造元は「製造工程で紛れ込むはずがない」とし、搬送経路でネズミが紛れ込んだとしても、同社は対応のしようがないとした。