【ブリスベン8日AAP】 QLD州サーファーズ・パラダイスでザトウクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、専門家らが沖合いで母親の捜索を続けている。
シーワールドの担当者によると、8日午前6時半頃から船での捜索を開始しており、空からの捜索も始まるという。赤ちゃんクジラは生後2週間で、母親がいなければ海に戻されても生きられないという。「他のメスクジラが子供の世話をする可能性はない。また母親と赤ちゃんが数キロメートルの距離に近づけばお互いを認識することができる」と語る。
赤ちゃんクジラの肋骨は柔らかく、陸上で持ち上げられる圧力に耐えられないかもしれない。また浜に上がったクジラは最大6時間まで生きられるという。
現在赤ちゃんクジラの周りにはバリケードが張られ、専門化の保護の下で湿った状態を保つ作業が行われている。