【シドニー30日AAP】 シドニー北西部の鉄道路線チャッツウッドとエッピング間が、メトロ・ノースウエストの建設工事に合わせて7か月閉鎖された。初日の30日、技術ミスにより誤って乗客が降車させられるハプニングが生じた。
30日、チャッツウッドとエッピング間は代替バスが運行を開始した。多くはスムーズに移行したが、セント・レナーズ駅またはビークロフト駅で降りてバスに乗り換えるよう促す、平日のアナウンスが流れた電車が出た。誤って降車した乗客のために両駅にはバスが送られた。
NSW州のコンスタンス交通相は、「巨大なITシステムのなかで非情に小さな技術ミスだ」と話した。
鉄道閉鎖中は毎日最大110台のバスが代替運行する。これに合わせ、道路状況の監査システムや、バスの故障に備えたけん引トラック数も増やされた。メトロ・ノースウエストは2019年3~6月に運行開始予定。