【メルボルン18日AAP】 VIC州与党の労働党は、11月に実施される州選挙の公約として、幼稚園に通う子どもたちに言語学習の機会を提供する方針を明らかにした。対象となるのは5歳以下の子どもで、15か国の言語が対象となる。
労働党のミココス幼児教育相が今月18日に発表した教育政策プランによると、州内の150の幼稚園において、中国語、アラビア語、パンジャブ語、イタリア語、日本語、フランス語、ギリシャ語、ヘブライ語、スペイン語などを教えるという。
オーストラリアで初めてとなる幼児対象のバイリンガル教育政策では、州内の幼児5,000人が対象となるほか、29の幼稚園がアボリジニ語、27の幼稚園が手話を教える予定だという。州選挙は11月24日に行われる。