【キャンベラ25日AAP】 オーストラリア政府は、国内の小児性愛者800人以上に対し、パスポートの発行を拒否する決定を下していたことが明らかになった。昨年、児童性的虐待につながる観光を阻止する法律が新たに導入され、これを適用したもの。
オーストラリア・パスポート・オフィスのロス・タイソ―氏によると、これまでに児童性的虐待による犯罪歴を持つ857人に対しパスポートの発行を拒否したほか、39人の出国を阻止したもよう。
また、タイソ―氏によると、昨年12月の改正案導入以降、9人の小児性愛者が10件に上る法律違反行為で逮捕されたという。