【キャンベラ25日AAP】 リコール問題に発展したタカタ製のエアバッグについて、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)は、これまでに国内の160万台の車両から、250万個が回収されたと指摘した。
ACCCの上級官僚のグリムウェイド氏は25日、キャンベラで開かれた上院の聴聞会に出席し、国内の車両には依然として、不良品とされる140万個のタカタ製エアバッグが内蔵されたままになっていると説明した。
さらにグリムウェイド氏は、リコールの結果として毎月、平均で約10万個のエアバッグが回収されていると報告した。