【シドニー2日AAP】 シドニー西部の住宅で1日、ビニールプールの中から2歳の男児がうつぶせになって発見された。これを受けて警察では、家庭用プールに柵を設置するよう注意を呼びかけている。
エアーズの住宅で同日午後8時(豪東部夏時間)、男児がいないことに両親が気づいた。そして裏庭のプールでうつぶせになって浮いている男児を発見。隣人や両親に心肺蘇生法を施されて意識を回復した男児は病院に搬送されたが、現在も重体が続く。
深さ30センチ以上のプールには、柵を設置することが義務付けられている。しかし、今回の事故が発生したプールは深さが1.3メートルだったにもかかわらず、柵がなかった。男児は備え付けのはしごをよじ登り、プールに入った。