【キャンベラ26日AAP】 気象局は、NSW州内陸部、SA州、 VIC州において向こう6か月間で干ばつがさらに悪化すると予想しており、農家はさらなる苦境を強いられそうだ。また、夏場は平均気温を上回る暑さとなる確率が80%と、高温で乾燥した状態が続くことが懸念される。
気象局のストーン氏は26日、キャンベラで行われた全国干ばつサミットに出席し、「今年は去年に続いて通常より高温で乾燥していた」と述べた。また、今後6か月間もこの状態が続くと予想される一方、雨量については予想困難と話した。
一方、オーストラリア農業・資源経済局(ABARES)のハ―フィールド・ドッズ氏は、現在の干ばつの程度は前回よりも厳しいが、影響を受けた地域は前回より少ないと指摘している。