【ダーウィン31日AAP】 NT準州ボロルーラ(Borroloola)近くのマッカーサー川で31日、公園のレンジャーが体長4.7メートルの巨大ワニを捕獲したことが分かった。今年捕獲されたワニの中では最大規模となる。
ワニが捕獲された川は遊泳する人も多く、ワニ捕獲のニュースには多くの人がショックを受けたもようだ。ワニを捕獲したレンジャーのペッカム氏は、近隣のコミュニティで死んだワニを見せ、ワニに対し賢く振る舞う「クロックワイズ(Crockwise)」を実行するよう呼び掛けていることを明かした。
さらにペッカム氏は、オーストラリアの北部で多くの人が、いまだにワニに注意を促す標識を十分気に留めていないと指摘。自分の身の安全は自己責任で守り、泳ぐ場合には管理された安全な場所でのみ泳ぐよう呼び掛けた。NT準州では、3週間前にアボリジニのレンジャーが、家族と釣りをしている時に塩水ワニに襲われ死亡する事故が起きている。