【メルボルン3日AAP】 VIC州選挙を今月末に控え、若者たちへ選挙に興味を持ってもらうために、非営利団体らがアイスクリームの移動販売車で、メルボルンの至る所で街宣活動を行っている。
環境問題を訴えるNPO団体のEnvironment Victoriaと若者の選挙を支援する団体のYoung Vote4sは、11月24日に行われる州議会選挙を前に、18歳から24歳の若者たちに選挙投票をするように呼びかけている。
新有権者のアレックス・フラーさんは「自分のような若い世代の有権者は、環境破壊だけでなく、健康や住宅や食品の価格、雇用の機会などにも直接的な影響を及ぼす気候変動問題に関心を持っている」としている。
Young Vote4sの共同創始者でEnvironment Victoriaの気候変動活動家であるキャット・ナダル氏は「現在若者たちが関心のある課題の一つが気候変動。政治では若い有権者の意見はあまり重視されないことが多いが 、ダニエル・アンドリュース州首相とマシュー・ガイ野党党首は 今回の選挙に危機感を持って挑んだ方がいい 」と述べた。