【シドニー5日AAP】 自動車部品会社タカタのエアバッグに欠陥があるとして、強制回収が行われているが、未だ未回収のエアバッグが140万個もあることがわかった。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)によると、2009年からオーストラリアで回収された欠陥エアバッグの車の数は280万台にも上っており、今年2月から大規模な強制回収が行われた後の7月〜9月期では1日平均3800台のエアバッグの交換作業が行われている。
強制回収の命令以降に交換作業は強化されているが、現時点では1年以内に交換されない車があるのが現状だという。
欠陥エアバッグを搭載しているかどうかはismyairbagsafe.com.auのサイトか電話で0487 AIRBAG (0487 247 224)に[Takata ]とテキスト入力をすれば確認できる。
欠陥エアバッグを搭載している全ての車両は、2020年12月までに取り替える必要がある。