【ダーウィン9日AAP】 7日午前5時半ごろ、NT準州ダーウィン郊外で、女性が自宅のリビングで全長1.7メートルのワニを発見した。近くの養殖場から逃げ出したものとみられている。
ダーウィンから南に30キロのビーズ・クリークに住むジョー・ドッドさん(42)はこの日、飼い犬が非常に激しく鳴く声を聞いたため、様子を見に行ったところ、リビングにワニがいたという。「ワニは至近距離で静かに私たちを見つめていた。自分の目を疑ったわ」とドッドさん。ドッドさんの敷地は3ヘクタールほどあるが、ワニは少なくとも3日ほど前に侵入していたのではないかとみられている。ドッドさんは野生動物管理局に通報し、事なきを得た。
ドッドさんの家の近くにはワニの養殖場があるが、4,5年前、人的ミスにより約20頭のワニが逃げ出して発見されていないという。この養殖場には6万頭ほどのワニがいるが、事故以降はフェンスが設置され、ワニの脱出はないという。