【シドニー8日AAP】 労働党は次期NSW州選挙に勝利した場合、公共交通機関の整備に数十億ドルを拠出する方針を示したことが分かった。
NSW州の野党労働党のフォーリー党首は8日、次期州選挙で勝利し政権を取った場合、現政権が進めている高速道路事業よりも公共交通機関の整備を優先し、135億ドルの事業促進資金を拠出する意向を示した。
さらに、フォーリー党首は公共交通機関の整備事業として、2020年までにパラマタとシドニーCBDの間に特急電車を導入する案や、シドニー南部地域の交通網の充実などを挙げた。