【キャンベラ13日AAP】 ニューズリミテッド系紙が伝えるところによると、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は、タバコ銘柄「ウィンフィールド」のフランス版の箱にカンガルーのロゴと「An Australian Favourite」(オーストラリアの定番)という宣伝文句を利用しているという。
オーストラリアの連邦政府は、禁煙推進に前向きな姿勢を示しているだけに、このロゴと宣伝文句の利用に対して強い憤りの声を上げている。
2012年12月をめどに、政府はタバコをロゴと宣伝文句が排除された茶色い箱で販売することを義務づける包装規制を実施する予定だが、BATに加わって、フィリップ・モリス・アジアとインペリアル・タバコがこの規制を抗議する訴訟を始めた。