政治

モリソン首相 難民政策「涙した」

【キャンベラ9日AAP】  連邦のモリソン首相は9日、人命保護団体「ライフライン」がシドニーで開催したイベントに参加し、ナウルの難民政策において決定を行う際に「膝をついて、涙を流した」と述べたことが分かった。

 

モリソン首相は、政治は信念を持っていない人には向いていないとして、「あらゆる決定には負担がつきもので、それを引き受ける気構えが必要だ」と述べた。さらに、同首相は自身が移民相だった際に難民キャンプを訪問した経験があるとした上で、自分が下した決定がもたらす影響について十分に理解していると説明した。

 

また、モリソン首相は、ナウル島の難民拘置所に依然として30人の子どもたちが残されているものの、2013年に労働党から政権を交代した際には1,300人の子どもがいたとして、現政権は17の拘置所を閉鎖するなど、難民数の大幅な削減に取り組んでいることを強調した。

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