【キャンベラ12日AAP】 連邦政府が考案する移民ビザ保持者を地方都市へ移住させる方策に関し、モリソン連邦首相は「各州がどこに移民を配置したいか決めるべき」と話す。
同方策のもと、永住権ビザが得られるまで、移民は最長5年間地方都市への在住を強いられることになる。非永住権ビザの条件に“地方移住”を定め、順守しなければ永住ビザは得られず帰国することになるという。
当初移民の受け入れを希望したNSW州は、今は人口を減らしたいようだ。
モリソン首相は、「道路や病院、学校の建設は各州が決定する。人口増加を希望する場所も、各州が指定する必要がある」と訴える。各州が望む需要に応じ、連邦政府が移民数の上限を決定するという。