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メルボテロ 犠牲者経営のカフェ再開

【メルボルン13日AAP】   メルボルンで先週発生したテロ事件で犠牲となったシスト・マラスピナさん(74)が経営するエスプレッソ・バー「ペレグリーニ」が13日、業務再開した。マラスピナさんを偲び、多くの客が訪れている。

マラスピナさんが通常座る椅子は空席のままだ。ベンチにはコーヒーと新聞、ろうそくが置かれた。

甥のロブ・セッチーニさんは、「今日はシストの人生を祝う始まりだ。本人もそう希望すると思う」「叔父の空席の椅子を見るのはつらいが、やり遂げるつもりだ」と語った。さらに、「大勢の人が店を訪れ、クロスリー・ストリートに手向けられた多数の花束に励まされる」と話した。

マラスピナさんは1974年から同店を共同経営。まばゆい人柄から、店とともにメルボルンの象徴的存在となった。来週、マラスピナさんの州葬が営まれる。

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