【メルボルン11日AAP】 メルボルン空港を出発予定の飛行機内でスタンガンが発見された。空港の安全性に対して懸念がされている中、連邦警察の調査が開始された。
10日、同空港発アデレード行きのバージン航空のDJ229便の離陸前に、乗務員が機内の最終チェックを行ったところ、スタンガンを発見した。同社の発表によると、頭上ロッカー内の荷物を乗務員が置きなおしていた最中に、乗客のかばんから落ちたようだという。
スタンガンは駆けつけた連邦警察が押収した。付近に座っていた乗客らが警察から質問を受けたが、いずれも連行されることなく、同機は予定時刻を少し遅れて飛び立った。
同社によると、すべての航空機の到着時に徹底したチェックを行っているが、同機がメルボルン空港に到着した際には、スタンガンは発見されなかったという。現在、連邦警察が調査を継続中だ。