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若者 パートタイム勤務から抜けられず

【メルボルン3日AAP】   現在、国内の若者20~24歳の44%がパートタイム勤務だ。親や祖父母の時代とは異なり、フルタイム職の獲得が厳しい状況が明るみになった。

1978年以降、パートタイム職の数は4倍に増加。若者にとって強い経済基盤を築くのが難しくなっている。ホスピタリティやビューティーセラピー、フィットネスや保育、警備職、労働作業などがパートタイム職増加の主な要因にある。20~24歳の女性の53%、25歳以上の男性の13.8%がパートタイム勤務だ。1978年の20~24歳のパートタイム率は10%未満だった。

15~24歳の若者の失業率は10月時点で11.2%、労働時間増加を希望する“不完全雇用率”は18%超と高いままだ。若者が、長期的な経済基盤を建てようと必死になっていることが伺える。1978年の20~24歳の不完全雇用率は2.4%だった。

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