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ナダル選手 全豪に備え試合を辞退

【アブダビ29日AAP】  スペインのプロテニスプレーヤーで世界ランク2位のラファエル・ナダル選手が、来月メルボルンで行われる全豪オープンに備えるため、アブダビで行われているエキシビションマッチ、ムバダラ・ワールド・テニス選手権の3位決定戦を辞退することを決めたことが分かった。

 

ナダル選手は、今年9月の全米オープン準決勝を膝の故障のため途中棄権し、先月、膝の手術を受けたばかり。ムバダラが手術後初めての試合になると同時に、今季最後の公式戦となった。ナダル選手は、準決勝で南アフリカのケビン・アンダーソン選手に敗れ、その後、3位決定戦の辞退を決めた。

 

ナダル選手は、来月14日に開幕する全豪オープンでの完全復帰を目指しており、コンディションを整えることを優先し、辞退を決めたもようだ。記者会見では「新たなシーズンに向け、数日の休息を取りたい」と話した。ムバダラ大会は、アンダーソン選手とジョコビッチ選手による決勝戦が29日に行われる。

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