【ブリスベン8日AAP】 QLD州でこの夏、猛毒を持つイルカンジクラゲに刺された疑いで22人が病院に搬送された。過去10年の平均の倍以上の数だ。
イルカンジクラゲはQLD州北部の熱帯海域でよく観察されるが、大雨の後に海水温が上がったため南下しているようだ。群れはフレーザー島、ウィットサンデー諸島、ケアンズ周辺など至るところで観察されている。
一方、同州南西部ではブルーボトルクラゲに刺される人も増加している。先月1日から今月7日にかけて、22,282人がブルーボトルクラゲに刺された。昨年の同時期は6,831人だった。7日のみで526人が手当てを受けた。