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瀕死で救助のペンギン メルボ動物園へ

【メルボルン12日AAP】   VIC州のモーニントン半島で瀕死状態で発見されたフィヨルドランドペンギン2匹が、メルボルン動物園内の動物病院で保護されていたが、現在メルボルン動物園内で展示されているという。

 

2匹は海でのトラウマが原因で、昨年7月にそれぞれ別のビーチから救出された。同動物園の飼育員は「ビーチで発見された時は2匹ともぐったりとしており栄養失調な状態だったが、動物病院に来てから治療を受けすぐに回復した」と語った。

 

2匹の傷の性質から、飼育員らはこのまま動物園に留まった方がいいと判断し、昨年12月半ばから動物園で展示されているという。

 

フィヨルドランドペンギンは黄色い飾り羽が生えており、頰に白い羽毛が入っているのが特徴。ニュージーランドでしか繁殖をせず、7000キロもの距離を泳いで餌を探すという。現在では野生で繁殖するフィヨルドランドペンギンは2500〜3000組だけだと言われている。

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