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また魚の大量死も NSW州対策へ

【シドニー17日AAP】  NSW州のナイル・ブレア第一産業相は17日、週末にかけて気温が低下すると予想されていることから、州西部のダーリングリバーで再び大量の魚が死ぬ恐れがあると懸念を示したことが分かった。

 

ダーリングリバーでは先週初め、高温の天候が続いた後に気温が低下し、その後、100万匹近くの魚が死んだ。当局は気温の急激な変化で藻類が大量に死滅し、このために水中の酸素濃度が低下したことで、魚の大量死を招いたと分析している。

 

NSW州メニンディー(Menindee)では、日中の気温が3日連続で47度を超えており、18日まで高温が続き、19日に36度まで下がるとみられている。NSW州政府は16日、ダーリングリバーに水質の低下を予防する装置を設置し、ブレア第一産業相は「特効薬とまではいかないが、応急処置にはなる」と述べ、魚の大量死を繰り返したくないとの見解を示した。

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