【シドニー17日AAP】 経済紙フォーブスが選ぶ2019年オーストラリア人長者番付で、鉄鉱山会社代表のジーナ・ラインハート氏が再び首位を守ったことが分かった。2位につけたのは不動産会社を経営するハリー・ゴリグボフ氏、3位には包装資材の製造販売を手掛けるアンソニー・プラット氏が続いた。
ラインハート氏は、鉄鉱石価格の下落で18億ドルの損失を計上し、総資産額を148億ドルに下げたものの、国内でトップの座を維持している。また、世界の長者番付トップ100では、オーストラリアからランクインしたのはラインハート氏のみで96位だった。
一方、世界ランキングで1位を飾ったのはアマゾンの創立者のジェフ・ベンゾス氏で、資産総額は1,220億ドルとなっている。また、世界ランキングに名前が挙がったオーストラリア人富豪23人のうち、資産を最も増やしたのはソフトウエア開発企業アトラシアンの創立者、マイク・キャノン・ブルックス氏とスコット・ファークハー氏だった。