【メルボルン19日AAP】 メルボルン郊外にあるバンドゥーラで、女子留学生がレイプされて殺害された事件で、警察はグリーンズバラに居住する男が逮捕、起訴された。
被害者のアイイア・マアサルウェさん(21)は、ラ・トローブ大学在籍の留学生で、15日の夜に友人と会った後にトラムから降りたところを襲われ、16日の朝に死体として発見された。
警察の捜査の結果、18日に自称ラッパーの卵だというホームレス男のコーディー・ハーマン(20)が逮捕され、男は19日にメルボルン治安判事裁判所に出廷したという。
19日の午前には事件現場で追悼式が行われ、スコット・モリソン連邦首相が家族と共に参列した。モリソン首相は「午後には被害者の父親と面会するが、同じ父親としてかける言葉が見つからない」とし「国内が今回の事件に震撼しているが、遺族への救いの手を差し伸べていきたい」と述べた。