【キャンベラ20日AAP】 夏に溺死事故が急上昇するのを受けて、ビル・ショーテン連邦労働党党首は労働党政権となった場合には、全ての小学生たちに水泳レッスンを習わせ、事故防止につなげることを明らかにした。
国内では昨年12月からすでに65人の溺死事故が発生している。
ショーテン労働党党首は、4600万ドルの予算を投入し、向こう4年間で国内全ての子供達に学校運営の水泳レッスンを受けさせると明言しており「オーストラリア人は水泳好きだが、きちんとした水上安全講習を学んでいない多くの若い人たちが命を落とす現状がある」と述べている。
国内では5人に1人の子供が50メートルを泳げないまま小学校を修了しており、昨年には国内で約250件の溺死事故があり、その5人に1人が25歳の若者だった。