【ブリスベン2日AAP】 100年ぶりとなる記録的な豪雨に見舞われているQLD州北部のタウンズビルについて、気象局はモンスーンの活動が2日に最大になるとして、豪雨と鉄砲水に注意するよう呼び掛けた。警告メッセージを送信し、高台への避難などを促したもよう。
非常に活発なモンスーンの活動により、同地域では先週から地滑りや鉄砲水が発生しており、特にタウンズビルでは複数の住宅が浸水する被害が出ている。数千人の住民が高台に避難しているほか、複数の学校で臨時休校となり、店や会社も休業となっている。
また、タウンズビル近くにある3つのダムはすべて放流されており、過去最高の水量が海に流れ込んでいるもようだ。週末にかけて、さらに雨が降ることが予想されており、一部地域では一日の降水量が最大400ミリメートルに達するとみられている。