【シドニー11日AAP】 NSW州政府は、自己資金型の定年退職者に200ドルの電力料金補助を行うと発表した。年金受給者向けの支援は多数あるが、自立する退職者向けは初めて。
補助金は7月から毎年、65歳以上でシニア・ヘルス・カードの保持者およそ13万人が対象となる。NSW州のデイビス高齢化相は、「退職に向けて懸命に働いた州民にとって、電力料金の負担が緩和される」と声明を発表した。
低所得世帯向けの補助金285ドルなど、老齢年金受給者や退役軍人向けには様々な支援があるが、自立する退職者向けのサポートは初めてだ。