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高齢者ケアの王立委員会始まる

【アデレード11日AAP】   11日、高齢者ケアに関する王立委員会の審問が始まり、老人ホームで虐待を受けた入居者の家族が証言した。高齢者の擁護団体や業界団体、医療専門家、ホームおよび自宅でケアを受ける本人が証言する。

ボブ・スプリングさんは2016年、アデレードのオークデン老人ホームで虐待および過剰投薬を受けて死亡した。妻のバーブさんは最初の目撃者として証言した。バーブさんは、「夫に何があったのかわからない。虐待した職員は別のホームで今も働いているのですか」と質問し、「高齢者ケアセクターは責任説明が欠如している」と批判。誰もが情報を入手できる方法を求めた。バーブさんはまた、老人ホームのすべての公共エリアへのCCTVカメラ設置と、個室にはオプション設置を提案した。息子のクライブさんは、「虐待した職員や基準を満たさない職員が施設間や州をまたいで勤務し続けることのないよう、国としてのデータベースが必要」と訴えた。

高齢者協議会のイアン・イェイツ会長は、「ケアを提供する事業側が、どんな不満も訴えるよう利用者に促すことが非常に重要だ」と述べた。

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