政治

ギラード首相、GST増税案を否定

【キャンベラ3日AAP】   政府が委託した税制調査の中でGSTの問題が指摘された件で、ギラード首相は同税率の引き上げの可能性を全面否定した。

同調査は、GSTの税収分配制度の公平性についてWA州政府が異議を唱えたことを受け、スワン財務相が3月、グライナー前NSW州首相とブランビー前VIC州首相に委託した。その結果、GSTの税率と課税範囲に対する再検討の必要性が指摘された。

しかしギラード首相は3日、シドニーで報道陣に対し、「GSTの利率を引き上げるつもりはないし、GSTの基準を拡大するつもりもない」と述べた。また、同調査を依頼した元来の目的はGSTの分配法についてであることから、その点に関する報告結果を分析していくと語った。

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