【メルボルン5日AAP】 最新のギャラクシー世論調査の結果によると、ギラード連邦首相とアボット自由党党首は、いずれも党内のライバル相手に有権者からの支持率が下回っていることが明らかになった。
1003人の回答者を対象とした同調査結果によると、自由党のアボット党首と党内のライバルであるマルコム・ターンブル元党首との支持率比較で、ターンブル氏が60%だったのに対してアボット党首はわずか29%。一方の与党労働党では、ケビン・ラッド元首相の支持率が49%でギラード首相は34%だった。
党に対する支持率では、労働党は35%で前回の調査から4%上昇。一方、野党連合のそれは2%減で47%だった。二党比較では、野党連合が53%で与党が47%となった。
さらに、2010年の首相交代劇に関して、先頃ギラード首相が述べた「首相になることを当日決めた」というコメントに関して、63%の回答者が「嘘だと思う」とし、多くの人が首相に対して懐疑の念があることが指摘された。