政治

インターネットの強制検閲計画を緩和

【シドニー9日AAP】   連邦政府は、論争の的になっているインターネットの強制検閲計画を実行する代わりに、児童虐待に関連した全てのサイトを禁止すると発表した。

フェアファックス・メディアが伝えるところによると、政府は、電気通信法の下で権限を行使し、国際刑事警察機構(インターポール)に既に摘発されている何百もの児童虐待サイトを阻止する方針。これについて、コンロイ通信相は、世間の期待に応えることができ、また、オーストラリア国内のインターネット利用者の児童虐待サイトへのアクセスを予防するとの政府の公約を満たすとし、インターネットの強制検閲法案を進める必要がなくなったと述べた。

しかし、政府の方針に対し、オーストラリアン・クリスチャン・ロビー(ACL)の広報担当は、ポルノへの不要なアクセスを予防することが重要だとし、インターネットの強制検閲が必要だと主張している。また、子どもが女性とセックスについて、不健全な態度を形成しないよう守らなければならないと指摘。

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