【シドニー13日AAP】 NSW州政府のベレジクリアン首相は13日、シドニー市やその他の関連サービス機関とともに、2025年までにホームレスの数を半分に減らす方針を明らかにし、同意書に署名した。ただ、現在のホームレスの数は明らかになっていない。
シドニー市は、世界ホームレス協会(IGH)が中心となって進めるホームレス解消を目指す運動に参加する10番目の都市となる。NSW州のゴワード・ソーシャル・ハウジング相は、半数まで減らす目標は「非常に野心的」としながらも、目的意識を持って問題の解決に取り組むことが重要だと話した。
NSW州政府は過去4年間ですでに、ホームレス対策に10億ドルを拠出している。ゴワード・ソーシャル・ハウジング相は、シドニーに300~400人のホームレスがいるとの見方を示している。