生活

年金受給者へのボーナス案 議会で可決

【キャンベラ14日AAP】  連邦政府は14日、年金受給の年齢に達した後も、働き続けて収入を得る人を対象とした「ペンション・ワーク・ボーナス」法案を可決した。自営業の退職者年金の受給者の場合、現行の年金支給額に影響を受けることなく、2週間に300ドルの収入を得ることが可能となる。

 

同法案では、配偶者がおらず、その他の副業を持たない場合、給与として2週間に最大468ドルの収入を得ることが可能だ。連邦政府は、同案を昨年の予算案とともに発表しており、今後4年間で2億5,000万ドル以上の財源が拠出されるとみられている。

 

また、より多くの高齢者が、自宅を担保にした融資制度「ペンション・ローンズ・スキーム(Pension Loans Scheme)」を利用出来るようになる。これにより、最大支給額を得ている年金受給者で、配偶者を持たない場合、年間当たり最大1万1,799ドル、夫婦では1万7,787ドル分の増収につながるとみられている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら