【シドニー17日AAP】 オーストラリア人の死亡原因の1位は心臓病だとなっており、連邦政府は心臓の検診をメディケアで補償する対策を迫られている。
オーストラリア統計局によると、国内で心臓発作が原因で死亡する人の数は毎日平均21人で、脳卒中では22人となっている。
ニュース・コープ社はオーストラリア心臓病財団(Heart Foundation)と提携してメディケアで心臓検査が受けられるようにするキャンペーンに出資している。
同社の調査によると、心臓発作を持つ4人に1人が、職場復帰が不可能となり、入浴や着替えができない、3人に1人が買い物へ行くことが困難となるという。
ニュージーランドや英国では同様な検査が行われており、効果を上げているという。