【シドニー22日AAP】 シドニーで21日夜から22日未明にかけて、発砲事件3件が発生し、警察では、その関連性を調べている。
東部ベルビュー・ヒルで22日未明0時直後、銃声の通報を受け、警察は現場に駆け付けた。事件当時、住宅にいた男性とその家族にけがはなかったが、数時間後、男性が住宅に弾痕を発見したという。
ニューズリミテッド社が伝えるところによると、今回の発砲を受けたのは、事務弁護士の事務所窓ガラスをバットで割ったとして、2007年に禁固4カ月の刑を言い渡され、判事に「不良の用心棒」と呼ばれたシドニーの実業家、ジム・バーンズの住宅とみられているが、警察では、その報告を確認できていない。
また、北西部ベラ・ビスタで21日夜11時15分ごろ、住宅に対する発砲事件があったが、その中にいた家族5人にけがはなかったという。約1時間前に、西部ギルフォード・ウェストで駐車していた車に銃弾5発が撃ち込まれ、その中に座っていた男性が足にけがを負った。病院に搬送されたが、重傷ではないとされている。