政治

スワン副首相、労働党政権5周年を回顧

【ブリスベン24日AAP】   スワン副首相は24日、労働党政権が誕生して5年間の主な達成事項として、経済運営、全国ブロードバンド・ネットワーク、炭素税の導入などを挙げ、同政権が多くを達成してきたことを強調した。

副首相は、「大恐慌発生から5年間で、世界経済は最大の混乱の時期を経験してきた」が、「先進国の大半が回避できなかった不況を、オーストラリアは回避した」と述べた。また副首相は、2月の首相対決の際には猛烈に攻撃したラッド前首相についても、「我が国が不況に陥らないよう多大な貢献をしたと思う」と称賛した。

一方、アボット野党党首は現政権について、「政策の百八十度転換と約束破りの5年間」だったと述べた。また例として炭素税を挙げ、国民を裏切り税金の無駄遣いだと強く批判した。

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