【キャンベラ4日AAP】 オーストラリア各地で猛暑となった4日、気象庁は多くの州で暑さが来週まで衰えることなく続くと警告している。
同日、アリススプリングズ、アデレード、レンマーク、メルボルン、ミルデューラ、エチューカ、オルバリー、ブロークンヒル、ウォガウォガでは40度を超える猛暑となった。また、暑さは数日間続くと予想されることから、気象庁や全豪心臓病協会では、暑さによる健康への影響について注意を促している。猛暑により心臓発作の件数や死亡者数が増加することが研究により分かっており、特に心臓に疾患のある人は注意が必要だ。またその他にも、慢性病患者、高齢者、子ども、特定の投薬患者、激しい屋外活動の従事者も健康リスクが高いという。
一方、SA州のヨーク半島で大規模な山火事が発生し危険な状態が続いていることから、気象庁は各地で山火事や野火の危険性が増していると警告を出した。