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気象庁、史上最高の猛暑を確認

【キャンベラ1日AAP】   オーストラリア各地で史上最高気温を記録するなど、今季の夏は猛暑が続いた。それを裏付ける数値を気象庁が発表した。

発表によると、昨年12月から今年2月までの日中の平均気温は、多くの地域で史上最高を記録。また、1月2~8日の最高気温が7日間連続で39度を上回り、それまでの記録の4日間連続を2倍近くも更新した。さらにシドニーやホバートなど合計16の地域で、史上最高気温が塗り替えられた。

気象庁の話では、このような酷暑は近年、世界的な兆候にあるという。また、オーストラリア環境保護基金の気候変動プログラム係官トニー・モーア氏は、「過去27年間、平均月間気温は毎年上昇し続けている」と述べ、今季の史上最高の猛暑により、政治家らが気候変動の加速化を食い止める努力を行うよう期待するとした。

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