【シドニー5日AAP】 NSW州では、1日の摂取エネルギー量を8700キロジュール(約2000カロリー)に収め、肥満防止につなげるキャンペーンを展開している。この一環として、スーパーのデリ食品やケーキなどの商品にキロジュール表示を義務づけるとした。
数年前に50キロもの減量に成功したことでも知られるNSW州のオファレル首相は、同州では毎年、州民の肥満対策に190億ドルの予算が計上されていることを指摘。「8700キロジュール・キャンペーン」のアンバサダーである水泳の元五輪選手、ジェフ・ヒューギルさんも、キロジュール管理アプリのダウンロードを強く勧め、州民に対して肥満防止による健康管理の重要性を訴えた。