【キャンベラ21日AAP】 労働党(ALP)の党長老のサイモン・クリーン氏が求めた党首選挙を受けて、ギラード首相とスワン副首相が21日、全党一致で労働党党首と副党首に再選された。
ここ数カ月でラッド前首相が党首に挑戦することをめぐり、憶測が後を絶たなくなっているとし、クリーン氏は同日、その憶測を消すために、ギラード首相に対して党首選挙を求めた。ラッド氏を支持し、副首相の候補として出馬したものの、党首選挙が開かれた後、ラッド氏は、大多数の支持がないとして出馬しなかった。
その後、クリーン氏が解任されたほか、ジョエル・フィッツギボン氏をはじめとしたラッド氏の支持者議員4名が辞任を表明している。