【シドニー2日AAP】 NSW州野党は、シドニー水道局へのクレームが急増していることを受けて、政府に対して対策を講じるよう訴えた。
州労働党のセコード影の水道相によると、2010/11年度における水道局へのクレーム件数は7398件。これがオファレル政権開始後の2011/12年度には7527件に急増した。クレームの半分以上は料金に関するもので、その他に、支払い内容や水道使用量、サービス料など。
セコード議員は、「ただでなくても州民は生活費上昇に苦しんでいるというのに、使っていない水道代まで請求されるのは不当だ」と述べた。同議員によると、水道使用量に関してクレームした人の8割が、自分たちでメーターをチェックした後、新規に請求書発行を求めたという。