【キャンベラ31日AAP】　　　連邦政府は来月2日の予算案で、年金受給者などを対象に1回限りの光熱費助成金支払いを発表する見通し。国民390万人が恩恵を受ける。

光熱費助成金Energy Assistance Paymentは単身が75ドル、カップルが125ドルで、7月前に銀行口座に支払われる。対象は老齢年金受給者240万人、障害者年金受給者74万4000人、介護手当を受給する28万人。一人親手当てを受給する24万2,000人、退役軍人とその扶養者22万5,00人も含まれる。

野党労働党のショーテン党首は、助成金は週1ドル45セントの計算になるとして、「無いよりましだが、選挙狙いだ」とコメントした。また、「労働党は、破棄されたターンブル前首相のエネルギー政策National Energy Guarantee（NEG）を復活させ、光熱費を年500ドル削減させる」と話した。