生活

キノコ食中毒にご用心 NSWで急増

【シドニー3日AAP】  NSW州では野生のキノコを食べて中毒症状を起こし、病院に搬送される患者が急増しており、NSW州中毒情報センターが注意を呼びかけている。これまでに少なくとも8人が中毒症状となり、このうち5人は意図的に野生のキノコを食べたことが原因とみられている。

 

NSW州中毒情報センターのアダモ氏は、野生のキノコが有毒かどうか見極められずに食べた場合、体調が極度に悪化し、最悪の場合には死に至ることもあると説明。「野生のキノコは調理したり煮たりしても、食べるのに安全とは言えない」と話した。

 

NSW州では雨天が続き、野生のキノコが繁殖しやすい状態になっている。また、ヨーロッパでは食用とされるキノコに見た目がよく似ている毒キノコもあるが、食べられるか有毒かを見分けることは非常に難しいとして、きのこは店で買って食べるよう注意を促している。

 

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