【メルボルン28日AAP】 心臓病協会の最新の統計によると、国内でおよそ1,300万人が心臓病を発症するリスクがある。
大人3分の2以上が高血圧や高コレステロール、不健康なライフスタイルなど少なくとも3つのリスク要因を抱える。男性は4人に3人、女性は2人に1人の割合だ。先立って行われた調査でも、国民の67%が肥満または過体重、4人に1人近くが高血圧を患う。同協会のギャリー・ジェニングス教授は、「リスク要因が多いほど心臓発作や脳卒中を起こす可能性も高まる。家族歴は変えられないが、リスクを減らすことはできる」と話した。
該当する人はGP(一般医)で、今後5年に心疾患を発症するリスク診断をメディケア負担で受けられる。診断により、今後5年で心臓関連の病気を毎日平均42件予防できるという。