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「物乞い行為」を犯罪から除外へ TAS

【ホバート27日AAP】  TAS州警察は27日、これまで同州で犯罪とみなされてきた物乞いの行為について、近くこれを犯罪とする規定から除外する方針を明らかにした。法改正についての議案を数カ月以内に州議会へ提出する見通しだ。

 

TAS州警察のファーガソン警察相は「物乞いを違法行為とする現行の規定を除外する手続きを進める」と述べ、州政府が今後、法改正について関係者らと協議を進めると報告した。同時に、社会的弱者が物乞いをしなくてはならない状況を回避する努力も続けるとしている。

 

同警察相はさらに「自由党政権は州民が抱える生活費のプレッシャーを軽減し、家庭内暴力から抜け出す支援を提供するとともに、社会的に弱い立場にある州民が、安全で手頃な居住場所を見つけられるよう支援することに尽力する」と述べ、物乞いを犯罪行為としないことにより、これらのバランスを上手く取っていく助けになるとの見方を示した。

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