【シドニー９日ＡＡＰ】　　　シドニー南西部のアパートで火災があり、男性が死亡。また、男性が飼っていた鳥１５羽も火災現場で死んでいるのが発見された。

現場はグリーネーカーにあるアパートで、９日午前７時半ごろ出火した火災現場で、消防隊は、６３歳の男性とみられる遺体を発見した。他にも男性が飼っていた鳥１５羽も火災の犠牲になった。

ＮＳＷ州救急隊の話では、死亡した男性は熱心な鳥コレクターで、火災発生に気づき、鳥たちを救助しようとしたのではないかとみていると話した。無事だったワカケホンセイインコ２羽が救出され、ＲＳＰＣＡ（動物虐待防止協会）で手当を受けている。けがから回復したら里親を捜すとＲＳＰＣＡは述べた。

出火原因について、近所の人は火の手が上がる前に爆発音を聞いたとしているが、警察では、違法薬物製造などが行われていた可能性を否定。たばこが出火原因である可能性については否定せずも捜査中であると述べるに留まった。