【シドニー20日AAP】 猛暑が予想される夏に向かい、NSW州救急サービス局では、車内に子どもを置き去りにすることのないよう、警告している。
州救急サービスでは、今年8月から12月までの5カ月間に、車内に赤ちゃんや子どもが閉じ込められているケースで71件の出動があったとしている。うち51件はシドニー市内で発生している。
炎天下、車内の温度は急激に上昇することから、子どもやペットを車内に閉じ込めたままにすると、致命的な事態になる。
車内に子どものみが残されているケースは、ほとんどの場合、ショッピングセンターの駐車場だ。
気象予報局では、今週末、NSW州の一部地域で気温が平均10度以上も上がることが予想されるため、特に注意が必要だと警告している。