【パース24日AAP】 自分の住む家が、遺産相続により姉妹に渡るのを阻止しようと、自宅をガス爆発で破壊した男に、懲役2年6カ月の判決が下された。
トレバー・レイモンド・シーマン(46)は、父親の死亡による遺産相続で姉妹と争っていたが、昨年9月に敗訴した。
裁判所に家の明け渡しを了解した翌日、シーマンは75キロのガスボンベを自宅ガレージに置いて弁を開け、自分は屋根に登って自殺しようとガスに点火した。爆発により家は破壊されたが、彼は軽度の火傷を負っただけだった。
シーマンは、この家を父親とともに建てて住んでいたため、3人の姉妹よりも遺産相続の権利を持っていると主張していた。
裁判長は、シーマンが家の立ち退き命令に加えて、仕事がうまくいかず、妻の病気もあって精神的なストレスを受けていたことを考慮して、刑期を軽減した。
シーマンは、懲役2年6カ月の刑期のうち、15カ月で保釈が認められることになる。
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