【ホバート24日AAP】 オーストラリアの建国記念日である「オーストラリア・デー」について、グリーンズ(緑の党)のクリスティーン・ミルン代表は、将来、共和国が宣言されるなら、その日をオーストラリア・デーにしなければならないと述べた。
ミルン代表は、現行の1月26日から新しい日に変えるのは長年の党の方針だとして、「アボリジニの人達が“侵略の日”として怒ることのないように、オーストラリア人は自らの国について賛美して、祝いたいと思っている。オーストラリアが共和国になるのなら、それがよい機会だと思う」と語った。
タスマニアのアボリジナル・コミュニティは、26日の記念日に国家祝賀の新しい日の制定を求めてホバートで集会を開くが、グリーンズのボブ・ブラウン前代表も講演者として参加する予定だ。
また、タスマニア・アボリジナルセンターのラス・ラングフォード氏は、「オーストラリアは建国記念日に、植民地として始まった日を祝う世界唯一の国だ」とし、「オーストラリア人が1月26日は国家を賛美するには不適当な日であると認め、この日を哀悼し熟考する日として、私たち共にあることを望む」と、述べた。